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社会的養護を多くの方々に認知してもらい、正しく理解していただくためにまとめたコンテンツです。用語集や提言、日向ぼっこに寄せられた声の紹介を通じて、現状や課題を知るきっかけにしていただければと思います。

社会的養護の用語集

一般的でない用語を日向ぼっこで解説しました。ご参考にしてください。

アフターケア

社会的養護(児童養護施設・自立援助ホーム・養育家庭等)を退所した方たちが社会で自立できるようになるために、就労・生活の相談や情報提供、居場所づくり等を行うこと。

居場所(いばしょ)

社会的養護(児童養護施設・自立援助ホーム・養育家庭等)で生活している方、巣立たれた方とそうでない方が集い語り合える場所のこと。

IFCO(いふこ)

子ども中心の社会的養護と家庭養護の促進と援助を目的として1981年に結成された、世界で唯一の国際的ネットワーク機構。
国際フォスターケア機構

The International Foster Care Organisation (IFCO) 

オレンジリボン

児童虐待防止運動のシンボルマーク。
オレンジリボン運動は、このシンボルマークを広めることで、子どもに対する虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。毎年11月が子ども虐待防止推進月間と定められています。

オレンジリボン運動

グループホーム

地域小規模児童養護施設のこと。
2000年から制度化されたもので、原則として定員6名です。 本体の児童養護施設とは別の場所に、既存の住宅等を活用して行い、大舎制の施設では得ることの出来ない生活技術を身につけることができ、また家庭的な雰囲気における生活体験や地域社会との密接な関わりなど豊かな生活体験を営むことができるといわれています。 職員は最低2名配置されます。
※2009年度は全国で190箇所(1施設で複数設置を含む)

ことなの語り場(ことなのかたりば)

「ことな」(「子ども」と「おとな」の間の10代〜20代の人たちのことを指した造語)たちが中心となって始めた活動。
「ことな」の方たちが中心となって自立を切り口に進路のことや生活のこと、生立ちのことなど、普段話しにくい事でも語り合えるイベントです。

里親(里親家庭)(さとおや(さとおやかてい))

家族が一時的な危機的状況にあるとき、一定期間、家庭崩壊の防止と子どもの家庭復帰(家族再統合)とを目標にして、子どもに代替的家庭養育を保障する制度。 (児童養護施設での18歳までの措置を一般家庭で行っているものと考えてください。)
里親には賃金としての里親手当て、児童には養育費が出され、その他さまざまな援助・免除が受けられます
・児童は18歳までの間に実親が養育可能になった場合、実親の元に帰ります
・また18歳以降は里親の養育措置は解除されるので、実親の元に帰るか、または自立します。

施設(しせつ)

私達の指す施設とは、基本的に児童養護施設、自立援助ホーム、自立支援施設等を指します。

児童虐待(じどうぎゃくたい)

子どもを養育する立場にある人が、以下のような行為を行うこと。
  ・(身体的虐待)子どもに対して身体的な暴力を与える行為。
  ・(性的虐待)自分の性的欲求を満たすための手段として子どもを利用すること。
  ・(放任・ネグレスト)子どもにとって必要な保護を行わないこと。
  ・(心理的虐待)恫喝、中傷など子どもを心理的に追いつめるような言動や家庭内DV等によって児童に大きな不安を与える行為。
  ・同居家族がこのようなことを行っているにもかかわらず保護者がそれを放置する行為。

児童養護(児童養護施設) (じどうようご(じどうようごしせつ))

予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育(虐待)を受けているなどさまざまな事情により、家族による養育が困難な子どもたち(2歳からおおむね18歳)が家庭に代わって生活する施設。

社会的養護(しゃかいてきようご)

社会的養護とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うこと。
社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われています。 子を持つ親を社会で養い護って行く必要があり、親だけでなく子どもも社会で養い護り、自立できるように育む事が大事だと考えます。

小規模ケア(しょうきぼけあ)

児童養護施設の形態の一つで2004年から制度化されたもの。
原則として定員6名で、できる限り家庭的な環境の中で、職員との個別的な関係を重視したきめ細かなケアのことです。

自立援助ホーム(じりつえんじょほーむ)

児童自立生活援助事業の一環で、義務教育を終了した20歳未満の方で児童養護施設等を退所した方、又はその他の都道府県知事が必要と認めた方々が、共同生活をする場所。
相談その他の日常生活上の援助、生活指導、就業の支援等を行っています。

育ち(そだち)

人それぞれが様々な環境(人や場所、関わり方)の中で生きていく、または生きてきた過程のことと考えます。
誰一人として同じ育ちをしてきた人はいないと考えると、育ちというのは個性の一つとも言えるかもしれません。

措置(そち)

保護者のいなかったり、適切な家庭養育をしてもらえない子どもを児童福祉法の下、保護すること。

タイガーマスク現象 (たいがーますくげんしょう)

2010年12月25日に群馬県中央児童相談所の玄関先に新品のランドセル10個が「伊達直人」と記した紙片と共に置かれていたことが話題となり、その後全国的に行われた匿名での慈善行為のこと。
寄付行為はどんどん拡大し、各地の児童養護施設や児童相談所に、ランドセルだけでなくエンピツやノート等の文房具や文具券、さらには野菜、焼き豚、カニ、米といった食料品、ついには現金や金塊まで届けられて、名前も「矢吹丈」から「坂本竜馬」まで思いつく限りの「覆面」が用いられています。
※「伊達直人」とは梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』の主人公の名前であり、孤児院出身の彼が覆面レスラー・タイガーマスクであることを伏せながら、自分が育った孤児院にファイトマネーを贈り続けていた。

第三者評価(だいさんしゃひょうか)

社会福祉法人等の提供するサービスの質を事業者及び利用者以外の公正・中立な第三者機関が専門的かつ客観的な立場から評価を行うこと。

大舎制(寮舎)(たいしゃせい(りょうしゃ))

一つの建物に20名以上の児童が住んでいるユニット(寮舎)が複数設置された施設のこと。
特徴として、一つの大きな建物の中に必要な設備が配置されており、一般的には一部屋5人~8人、男女別・年齢別にいくつかの部屋がある形になっており、食事は大きな食堂で一緒に食べます。 施設により大浴場のようなお風呂があったりします。

退所児(たいしょじ)

児童福祉施設や養育家庭を巣立った方のこと。

地域生活支援員(ちいきせいかつしえんいん)

当事者の方の持っている能力や適性に応じ自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう相談やサポートをする人。

社会的養護の当事者(しゃかいてきようごのとうじしゃ)

社会的養護(児童養護施設・養育家庭・自立援助ホーム・児童自立支援施設等)を経験した、またはしている方たちのことを広く一般的に社会的養護の当事者と呼んでいます。しかし、日向ぼっこは社会的養護が必要だったにも関わらず受けることができなかった方も社会的養護の当事者として捉えています。

当事者参推進加団体(とうじしゃさんかすいしんだんたい)

その事柄においての当事者が活動に参加し、多角的な視点や考え方、アイデアを活かした団体のことを当事者参加推進団体としています。
当事者団体のように当事者が中心となって活動するのではなく、様々な立場の人たちと一緒に活動を行うことが重要だと考えています。

当事者グループ(とうじしゃぐるーぷ)

とある事柄においての当事者でなんらかの困難や問題、悩みを抱えた人が、同様な問題を抱えている個人や家族、または理解して頂ける方と共に自発的なつながりで結びついた集団。
当事者が中心となって、当事者の意見や思想を強く反映させ、できるだけ当事者に寄り添えるような関わりを目指す集団です。

特定非営利活動法人(とくていひえいりかつどうほうじん)

通称「NPO」(Nonprofit Organization:ノンプロフィット オーガニゼーションの略)。
利益追求ではなく、行政や民間企業ではカバーできない社会的な要請に応えることを使命にして活動する組織・団体です。

ナショナルミニマム(なしょなるみにまむ)

国家(政府)が国民に対して保障する最低限度(最低水準)の生活水準のこと。 生活保護の支給額が日本の最低生活水準に相当すると言えるかもしれません。

乳児院(にゅうじいん)

保護者の養育を受けられない乳幼児(0歳〜2歳)を養育する児童福祉施設。
かつては戦災孤児や捨て子が入所理由の大半でしたが、現在は児童虐待や家庭問題による養育者の不在、児童自身の障害などが多くを占めます。
乳児院に入所していた子どもは、その後、実の両親や親族の元へ引き取られたり、養子縁組等で里親の元へ引き取られますが、それが困難な場合は児童養護施設へ措置変更となります。

年長児(ねんちょうじ)

主に施設の退所・卒園を控えた子ども達のこと。
施設により、15歳(13歳)〜18歳(20歳)が対象となります。

日向ぼっこ通信(ひなたぼっこつうしん)

日向ぼっこの情報が掲載されている、日向ぼっこの発行物。
ご来館頂いた方、または賛助会員の方にお渡ししています。

フォスターケア(ふぉすたーけあ)

小児の養育が一時的にできない家庭の小児を支援する里親制度。
フォスターケアの手配と決定は地方自治体が行います。

ふらっとほーむ事業(ふらっとほーむじぎょう)

児童養護施設や里親を巣立った方が社会に出た後に、就労でつまづいたり、生活上の悩みを抱えたりした場合に、就職等の相談ができる場や、同じ悩みを抱える者同士が集える場所を提供し、必要に応じて支援することによって、地域での生活を安定的なものとすることを目的とした事業。

母子生活支援施設(ぼしかていしえんしせつ)

配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童が生活する施設。
これらの者を保護するとともに、自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所者について相談その他の援助を行うことを目的とします。

身元保証(みもとほしょう)

従業員の故意または過失によって雇い主が損害を受けた場合に第三者が賠償することを約束する、雇い主と当該第三者との間の法律関係。
身元保証契約によって生じ、この契約によって賠償責任を負担する者を身元保証人と呼びます。

養育・養育者(よういく・よういくしゃ)

養育とは子どもを養い育てることで、養育者はそれを行う人のこと。
一般家庭では父親や母親、または祖父、祖母にあたり、社会的養護ですと、施設職員や施設長、里親が養育者となります。